段上町のいちじく畑

先日「甲東村誌稿本」を読む機会があった。
戦前から戦中にかけてまとめられたものだったが、その村誌の中に「甲東村の果実生産は、上甲東園にあった芝川農園(果樹園)の影響が大きい。」とあった。

今、段上町(昔の甲東村)あたりではいちじくやみかんの畑を目にするがそんな歴史があったんだと改めて思った。

そんな段上町のいちじく畑の横を通ると、いちじく特有の香りが漂ってくる。
お盆の頃になれば、収穫が始まるだろう。

いちじくもいろんな栽培方法があるようで、同じ畑に2種類の剪定方法のいちじくの木が並んでいた。

今は、水が必要なようで近くの用水路からホースでひこ込まれた水が、いちじく畑を満たしていた。