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柏堂の藤井ファーム

投稿日:11月 4th, 2011

北山緑化植物園の道を挟んで反対側の方に広がる柏堂の住宅地。
眼下には、西宮の市街地を通りこして 梅田のビル群や大阪湾が一望でき
生駒山脈がすぐそこに見えるという雄大なロケーション。

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<写真をクリックして頂くと大きくなります>

今ではすっかり住宅地となった柏堂で
35年前から無農薬・有機栽培にこだわって農業をされている
藤井健太郎さんの畑にお邪魔して来た。

「ガーデニングにもあまり興味はなかったですし、
野菜はスーパーで買うもの・・・というイメージでしたね 。」
と笑いながらお話しして下さったのは、藤井さん家に嫁いだ聖子さん。

「私が本当に農業を身近に考えるようになったのは、この子が生まれてからですね。」
傍らにいる娘さんに目をやる。
お肉より、野菜大好き・・・でも虫は嫌い!!というかわいい女の子。

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35年前に自然農法をするようになってからは、殆ど個人のお宅に宅配のかたちで来たという。
最近は、聖子さんの繋がりで若い層のお得意さんも増えて来た。
「 こんなに濃い味の野菜は初めて!!そんな言葉を聞くと本当にうれしいですね。」
山の上のきれいな空気と丹精込めて作った土と山からのきれいな水に
きっと支えられているんだろう。

山に近いから猪の被害も多いらしい。
「近頃はヌートリアもくるようですね。一度トウモロコシが全滅した事もあるんです。
自然相手ですから、本当になにが起こるか分からないですね。」

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美味しいと言って下さる方に直接手渡せる喜びを感じているという。
個別宅配だから、年間70種類ぐらいのお野菜をつくるという。
畑の横の田んぼには、稲を干した後の稲木が・・・
「うちのお米は、みんな天日干しなんですよ。」
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今は、聖子さんのご主人が農業を継ぐために勉強中とのこと。
お父さんの健太郎さんと二人の姿が畑に現れる日も近いのかもしれない。

畑では、冬に向けての野菜が植えられていた。まだ小さい苗には虫にくわれた葉っぱも見える。
「栄養がいいんでしょうね。虫も大きいんです(笑)でも、虫に負けませんよ!!」
35年かけて 有機肥料で作った強い土が、虫にも負けずに葉っぱを育てていく。
その土の力強さが、きっと野菜の味を強くしているんだろう。

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藤井さんのお野菜については、こちらから見て下さいね。
<野菜の購入等、お問い合わせも上記ホームページを見て下さいね。>

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もう、最盛期は過ぎたナスの中に、変わった種類を見つけた。
「普通のナスよりアクが少ないので、この夏場は人気でしたよ!!生でいただけますから。」

来年の夏を楽しみにしよう!!



お米甲子園2010で優勝した名塩の松原茂さん

投稿日:5月 9th, 2011

兵庫県で『お米甲子園』という、兵庫のおいしいお米のコンテストが開催されている。

7回目となった「お米甲子園2010~兵庫のおいしいお米コンテスト~」で見事優勝したのは、西宮市名塩で農業を営む松原茂さん。

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お米甲子園と名づけられたコンテストは県内各地からおいしいお米を集め、その味を競うもの。昨年は県内362点(一昨年は346点)の中から選ばれて残ったよりすぐりのお米16点の食べ比べ審査が行われ、松原さんのヒノヒカリが選ばれた。
参加した品種別内訳 : コシヒカリ 206点、キヌヒカリ 67点、ヒノヒカリ 89点

〜〜2011年4月 松原さんのご自宅でお話をお聞きしてきました〜〜

<農業一筋でこられたんですか??>

実はサラリーマンでした。自動車メーカーに勤めていました。長男ですからいずれは・・・と覚悟はしていましたが、もう少し勤めたかったですね。(笑)

自分の人生設計より5年早かったのですが、今から7年ほど前に親父の跡を継ぎました。今は親のやっていたことを受け継ぎながら試行錯誤しています。

<お米甲子園に出ようと思われたきっかけは??>

サラリーマン時代と違って、農業というのは人と接する機会が大幅に少なくなってしまします。ですから4年前にこのコンテストを知った時、人との交流が出来るいい機会でもあり、また自己啓発も兼ねてチャレンジしました。

最初は、コシヒカリで応募していたんですが、昨年はヒノヒカリにしました。
こんな賞をいただけてうれしいですね。やはり励みになります。今年もがんばりますよ!!

<お米作りが中心ですか??銘柄は??>

兵庫県では三ヒカリといってコシヒカリ・ヒノヒカリ・キヌヒカリが主に作られていますね。私も今は、コシヒカリとヒノヒカリ、そしてもち米を作っています。

うちはお米が中心ですが、JAさんからの依頼などもあって、野菜も直売所に出荷しています。最近は、ニンニクも作り始めました。

大市(おいち)のなす・・・というナスがかつては西宮の特産でしたが、なかなか作りにくいので手がける人が減ってます。今年も、本数は少ないですが栽培します。

<松原さんのお米作りへの想いを教えてください>

お米作りも、収穫量に重点を置くのか、食味を重視するのかでも、育て方は違ってきますね。私は後者でしょう。
それぞれ田んぼの条件は違いますが、基本的には粗食で、稲をのびのび育てるようにしています。

<農業は生き物相手ですから、一年中お忙しいとは思いますが・・・>

そうですね~、少し余裕があるのは正月過ぎから3月半ばごろまでですね。早ければ5月の中頃から田植えが始まりますから、その準備もあり、今から忙しくなります(笑)

最近は、気温が高く昼夜の寒暖の差が少なくなってきたので、お米も野菜も品種選びと栽培管理もより難しくなってきたように思いますね。

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この後、松原さんの田んぼや畑を見せていただいた。「このあたりの風景が、これからどんどん変わって行きます。きれいな景色になりますよ!!」と話す松原さんのお顔がとてもうれしそうだった。

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今年一年、時々松原さんの田んぼや畑の様子をレポートしますのでお楽しみに!!

かつての西宮の特産だったという「大市ナス」や最近作り始めたというにんにくなども、お米と一緒にご紹介していきま~す。


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