甲東小学校の米作り体験。稲刈りの様子

総合学習で米作り体験 稲刈りを実施

JA兵庫六甲 甲東支店(西宮市神呪町)は10月10日、西宮市立甲東小学校の児童139名とその保護者を対象に、稲刈りを行いました。

この活動は、同小学校の総合学習「甲東の米づくり」の一環として、地元における米作りの体験を通じて自然とのふれあいや農業の大切さを学ぶことを目的に、ふれあい水田の会の主催で毎年行われています。

甲東小学校の生徒と保護者によるコメ作り体験。田んぼに行く前にまずはお勉強。

児童は稲刈りを行う前に、同月5日に同JA 西宮営農支援センター(西宮市江上町)の営農相談員から稲の生育と収穫、精米までの流れ、鎌を使った刈り取り方法を学びました。

甲東小学校の米作り体験。稲刈りの様子

稲刈り当日、児童と保護者は鎌を使った手刈りに挑戦。「初めて鎌を使っての稲刈りで緊張しましたが、楽しかったです」「収穫したお米を使って餅つきをするのが楽しみ」といった声が聞かれ、実りの秋を体感する一日となりました。

同支店の北川支店長は「街中の子どもたちが、身近な場所で米が生産されていることを知り、農業の大切さを実感してもらえる機会になってほしい」と話します。

総合学習は今後も続き、今回収穫した藁を使って縄ないとリース作り、もち米を使って餅つき体験などが予定されています。