総合学習で餅つき体験

総合学習で、縄ないとリース作り、餅つき体験

JA兵庫六甲甲東支店と地域の皆様を中心としたふれあい水田の会は11月27日、西宮市立甲東小学校の児童139名を対象に、藁を使った縄ないとリース作りを行いました。また、12月14日には収穫したもち米で餅つきを行いました。

この活動は、同小学校の総合学習の一環として、児童に地元の米づくり体験を通じて自然との触れ合いや農業の大切さを学んでもらうことを目的に毎年実施しています。

今回使用した藁やもち米は、同学習で10月に実施した稲刈りで児童自ら刈り取ったものを使用しました。

縄ないでは、ふれあい水田の会の会員様から編み方の手ほどきを受け、やわらかくした藁を足で踏んで固定し、水で両手を濡らし、力をこめてこすりあわせるようにして縄をないました。初めはぎこちない手つきでしたが、こつをつかんで編み上げました。餅つきでは、順番に杵でもちをつき、つきたての熱いおもちを丸め持ち帰りました。

同支店の北川支店長は「田植えの事前授業に始まり、田植え、稲刈り、縄ないとリース作り、餅つきと初めての貴重な体験から子どもたちがお米の大切さを知り、食に対する意識を高めることができた」と話します。

ソバ打ち

11月23日 そば打ち体験

今年のソバ作り体験農園の締めくくりのそば打ちが、船坂里山学校で行われました。20組の参加者が、5組づつ23日〜24日にかけて4回に分かれて体験です。

この時は、子供連れのファミリーやご夫婦など5組。
大崎さんの実演を食い入るように見ておられましたが、船坂ランチのソバは二八蕎麦。
諏訪市の岩波さんという方の打ち方で打たれているらしい。
「この打ち方の1番の特徴は 粉にお水を入れるときに、できるだけ高い位置から少しずつ一度に注ぐことだそう。水分を寄せ付けないソバに水分がよく染み込んでいく。」と大崎さん。
もう一つの特徴は、水の中に卵を入れていること。

大崎さんの実演を食い入るように見ておられる参加者。

この後、それぞれの台で和気藹々と初体験に挑戦!!

最後は、それぞれ自分たちが打った新ソバの風味や食感を楽しんだ。

今年は天候不順のせいで、どこもそばの収穫量が少ない年になったそうだ。
ここ船坂でも収穫量が少なかったが、種まきから始まった半年を楽しまれていた。

ソバ刈り

11月3日 ソバの刈り取りと脱穀

いいお天気に恵まれた文化の日。
8月に種を蒔き、9月に白い花を咲かせ、実をつけたソバを刈り脱穀をしました。

小さい子どもたちも一緒に刈り取りましたが、今年は夏から秋にかけての天候不順やイノシシの影響もあってかなり収穫量が低いだろうということのようでした。
花が咲いたときに、受粉してくれる昆虫も少なかったのだろう・・・と、地元の方がおっしゃってましたが、農業は天候に大きく左右されますし、なかなか奥が深いですね・・・・・。

収穫したソバは、足こぎの脱穀機を使ってみんなで作業しました。
地元の方でももう見なくなった足こぎの脱穀機にみなさん興味津々。

であい市門戸厄神東光寺で野菜の直売

であい市門戸厄神で地元野菜・果実などの即売会

今年度最後のであい市門戸厄神が11月4日(日)に開催されます。
会場は門戸厄神東光寺境内。

JA兵庫六甲甲東支店の販売ブースでは、地元甲東地区産を中心とする、旬の野菜と果実の即売会を行います。

同支店の北川支店長は

今年は、猛暑と台風の影響で例年より収穫量が少ないですが、甘くてコクのある甲東園の「みかん」や伝統野菜「大市なす」などここでしか購入できない野菜・果実も販売します。また、地元の畑で朝採りした新鮮な野菜、ホウレンソウや小松菜なども販売します。

「甲東地区には多くの野菜や果実が生産されています。どの野菜や果実も新鮮でおいしいです。ぜひご賞味してください。」と同支店の北川支店長。

楽しいブースやステージもあって、秋の休日、ご家族で楽しめるイベントです。

ちらしは、こちら ⇒

甲東小学校の米作り体験。稲刈りの様子

総合学習で米作り体験 稲刈りを実施

JA兵庫六甲 甲東支店(西宮市神呪町)は10月10日、西宮市立甲東小学校の児童139名とその保護者を対象に、稲刈りを行いました。

この活動は、同小学校の総合学習「甲東の米づくり」の一環として、地元における米作りの体験を通じて自然とのふれあいや農業の大切さを学ぶことを目的に、ふれあい水田の会の主催で毎年行われています。

甲東小学校の生徒と保護者によるコメ作り体験。田んぼに行く前にまずはお勉強。

児童は稲刈りを行う前に、同月5日に同JA 西宮営農支援センター(西宮市江上町)の営農相談員から稲の生育と収穫、精米までの流れ、鎌を使った刈り取り方法を学びました。

甲東小学校の米作り体験。稲刈りの様子

稲刈り当日、児童と保護者は鎌を使った手刈りに挑戦。「初めて鎌を使っての稲刈りで緊張しましたが、楽しかったです」「収穫したお米を使って餅つきをするのが楽しみ」といった声が聞かれ、実りの秋を体感する一日となりました。

同支店の北川支店長は「街中の子どもたちが、身近な場所で米が生産されていることを知り、農業の大切さを実感してもらえる機会になってほしい」と話します。

総合学習は今後も続き、今回収穫した藁を使って縄ないとリース作り、もち米を使って餅つき体験などが予定されています。

みかんを育てる段上町の松山さん

食べてみませんか、西宮産みかん

甲東園の住宅街で育てられたみかん
甘く香リ高い温州みかんの収穫が始まりました。
猛暑や台風の影響で例年より収穫量が減っているそうですが
JA兵庫六甲 甲東支店の窓口でも16日より販売が開始されています。

同店の北川支店長のコメント
「西宮市の新たな特産品をぜひご賞味してほしいです」

また、11月4日(日)に門戸厄神東光寺の境内で開催される「であい市」の野菜即売会でも販売されます。

段上町の「松山果樹園」で育ったおいしいみかん。ぜひ食べてみてください。

日時:平成30年11月4日(日)
午前10時頃~ 野菜が無くなるまで
雨天中止
場所:門戸厄神東光寺境内

 

門戸厄神東光寺であい市の野菜即売会でみかんの直売

大市の茄子

幻の大市茄子が味わえるイベント開催

西宮の伝統野菜「大市茄子(おいちなす)」

明治の初め頃に大市村の畑で栽培され、味の良さが広く評判となっていましたが、時代とともに見栄えの良い他の品種におされ、姿を消していました。

地場の野菜を復活させようと、JA兵庫六甲や地元の農家が協力して取り組んでいます。また、地元である門戸厄神地域活性化実行委員会の人たちや近隣店舗もいっしょになって、盛り上げようと、「門戸食文化のお祭り」と言うイベントを開催しています。今年で第7回を迎え、10月8日(月・祝)に開催されます。

大市の茄子

 

日時:2018年10月8日(月) 16:00~20:00

会場:阪急「門戸厄神」駅前 交番前広場、じゅとう屋別館JSPACE

 

JA兵庫六甲甲東支店の野菜の直売では、大市の茄子を買い求めることができます(数量に限りあり)。その他新鮮な地元野菜や栗などもいろいろ。

売り切れ次第終了となりますのでお早めに。

大市の茄子の直売

会場(交番前広場)には近隣のカフェやステーキハウスなども出店し、大市の茄子を使った様々なメニューやドリンクが販売されます。

もう一つの会場JSPACEでは17時から生演奏も楽しめます。

 

イベントちらしは、こちら。
チラシの裏面は大市の茄子の生まれがわかる楽しい漫画です。

大市の茄子チラシ表 

 

 

 

 

ソバの花。もう直ぐ小さな実がつくよ!!

今年も始まっているソバ作り体験農園。
8月初めに種まきをしたソバに、小さな白い花が咲きました。
昨日(9月22日)は『このソバの花を観賞してその後、船坂の新米を食べよう!!』というイベントが行われ、49人の参加者がありました。
西宮の市街地からバスでほんの30分ほどの里山で、のんびりと心がリッチになりそうなイベントですね。
すでに白い花が終わって、実をつけ始めているソバの畑の写真です。
この後、11月の初め頃に刈り取り予定です。

 

晴れてよかったね!稲刈り(2018年9月23日)

5月に田植えした田んぼに実りの秋がやってきました。
三連休の中日とあって、渋滞の道路事情で立ち上がりは五月雨の説明となりましたが、お昼ごろには稲かけ作業になりました。
直前の雨の影響で田んぼはかなりぬかるんだところもあり、泥だらけになりながらも楽しく稲刈りが終わりました。
一週間天日干しをした後、脱穀です。
今日一日の様子は、下の写真でお楽しみください。

 

農業一筋 野菜農家の吉村光晴さん

親の後を継ぐように18歳からこの道に入りちょうど50年、昨年は黄綬褒章を受章された吉村さんを荒木町の畑に尋ねた。

一週間前の台風20号の風雨で、収穫時期だった小松菜がかなり被害を受け、収穫作業は汚くなった葉を取り除く作業もあるので、いつもより時間がかかるという。
自然とは仲良く付き合わないといけないが、やはり災害はできるだけ来てほしくないのが本音。次の21号台風の進路がまた気になる。

西宮市は葉物野菜(軟弱野菜)の産地。住みたい街NO1の西宮北口駅から徒歩圏内の荒木町あたりは、市内でも農地がかたまって残っているエリア。
そこで53アールの畑を持ち、葉物野菜や果菜類を作っている。
平成元年にこのあたりの区画整備が終わり、周りに住宅が建ち並び、縦横に走る舗装された道路に囲まれた畑が広がっている。いわゆる都市農業。

「都市農業は地域との共生の農業です。」という吉村さんからは、都市ならではの難しさも多いと教えていただいた。
狭い面積から安定収入を得るには、年間15種類ほどの野菜の収穫時期を考え、収穫が途切れないように回転させる。その作物の収穫時の労力を見越して、順番に栽培できるように種まきをしていく。

近年は長男ご夫妻が跡を継いで、ハウストマトや直売所も始めた。野菜の出荷先は市場や地元のスーパーの地場産コーナー、そして直売所など。

荒木町辺りは、武庫川や六甲の伏流水と武庫川の氾濫でできた砂地で野菜作りに適した土地。小屋の中には地下20mから汲みだす井戸があり、そこから畑につながっている。
「農業はね、最低二人は必要なんです。夫婦が元気でないとね・・・」
この日は小松菜の出荷作業で忙しい傍らで、お話をお聞きした。

※今回、取材に同行してくれた若者の感想はこちらから➡