みのりの秋が近づいてきたよ!

昨年から米不足問題がずっと続いています。

お米も値段もさることながら、お米の姿がスーパーから消えた時は本当にどうなることかと思いましたね。

やはり値段は高止まりしていますが、今年もそろそろ新米の時期になってきました。
西宮でも、品種によってはもう精米されているようです。

生産者も消費者もどちらも困らない農業政策になってほしい!!

品種によって、これだけ時期がずれるんですね。
黄色い田んぼとまだ緑の田んぼが並んでいました!!

レポート mass

【西宮市農業青年研究会】芋掘り体験事業2025のレポートVol.3

西宮市の生産者の若手が中心になって農業を研究しようというグループが西宮市農業青年研究会。
その研究会の恒例行事となっているさつまいも堀りの体験事業の畑をお世話してくださっている青年研究会の方のサポートで、畑の様子をレポートしているが、「ツル返し」作業をするかも??ということでお邪魔してきた。

季節も大きく変わり、連日35度という厳しい暑さの中だが、さつまいも畑は青々とした葉っぱで覆われていた。

「ツル返し」とは・・・・

ツル返しとは、芋を太らせるためにする作業。
伸びたツルを引っ張り上げて、ツルの間の節から出てる不定根をきり、引っ張り上げたツルを株の上に重ねる。

ツル返しの様子(ルツ返しをすると、根元があらわになってしまう)

なかなか重労働な作業のようだが、ツル返しをしないと不定根から養分が取られて、芋が大きくならないようだ。

いろいろ検討したけど、今年はツル返しをしないと決めた!

今年は、雨が降らない暑い日が長く続いたが、ツル返しの時期になって少し夕立が降る日が少しあった。

「あの雨で一気に勢いが盛り返されました。ほんとうに雨が降らずにどうなることかと心配しました。」と研究会の会長の吉村さん。
「ただ、ツル返しの時期になって仲間と話し合いましたが、結局、今年は見送ろうと決めました。ツル返しをしてしまうと株の根元に日が当たって、この暑さが続けば、乾きすぎるのではないかと心配したんです。現状でも、根本を確認するときちんと成長しているので、十分大きな芋ができると判断しました!!」

その年の天候を予想しながら作付時期を変えたり、作業の手順を変えたり・・・
異常気象と言われる中で野菜を作ることの難しさを、改めてかみしめた。

気候変動に左右される農業

「今の予想では、冬野菜も値上がりしますよーーー」という言葉はあまり聞きたくなかったけど、出荷時期を見ながら作付していくのだから、ある程度予想が立つんだろう(汗)

生産者さんも、この異常気象の中で野菜を育てるのは本当に大変だと改めて思った。

今年は白マルチと黒マルチの畝に分けて、その生育状況を判断してみようというのが一つのテーマだったが、今のところ、どちらも同じような生育状態に見えた。
「そうですね!今のところはほとんど同じですね。6月ごろまでは、例年より少し気温が低かったようで白マルチの方が遅れていましたが、今は、もう同じですね!!」

畝の間を歩きながらの草ひき

いろんなことに仲間と一緒にチャレンジする畑の存在は、研究会のメンバーにとっても貴重な場になっているようだ。

厳しい暑さの田んぼ

厳しい暑さが続いている。

テレビのニュースでは渇水でひび割れてしまった田んぼが映し出されたりしているが、西宮では満々と水がたたえられた田んぼに風が吹き抜けている。

そろそろ穂が見えはじめている。

まだまだ夏はこれからだが、秋の収穫まで元気に育ちますように!

きっと生産者さんも同じ気持ちだろう!!

レポート:たい

段上町のいちじく畑

先日「甲東村誌稿本」を読む機会があった。
戦前から戦中にかけてまとめられたものだったが、その村誌の中に「甲東村の果実生産は、上甲東園にあった芝川農園(果樹園)の影響が大きい。」とあった。

今、段上町(昔の甲東村)あたりではいちじくやみかんの畑を目にするがそんな歴史があったんだと改めて思った。

そんな段上町のいちじく畑の横を通ると、いちじく特有の香りが漂ってくる。
お盆の頃になれば、収穫が始まるだろう。

いちじくもいろんな栽培方法があるようで、同じ畑に2種類の剪定方法のいちじくの木が並んでいた。

今は、水が必要なようで近くの用水路からホースでひこ込まれた水が、いちじく畑を満たしていた。

新しい苗が植えられている

そろそろ穂が出てきた稲

今年は本当に厳しい暑さ。

先日は、兵庫県で40度を超えた地域が出てきている。
そんな暑さは、夏野菜の畑を直撃する。

生産者にとっては、本当に死活問題の夏場になりそうだ。

テレビでは、渇水で干上がった田んぼが連日映し出されていて心が痛むが、
西宮市ではまんまんと水が張られた青々とした田んぼが広がっている。

そろそろ稲穂が見え始めている。

レポート:タイ

【西宮市農業青年研究会】芋掘り体験事業2025のレポートVol.2

西宮市の生産者の若手が中心になって農業を研究しようというグループが西宮市農業青年研究会。
その研究会の恒例行事となっているさつまいも堀体験事業の準備が始まったことをレポートしたのは1ヶ月前だった。

季節も大きく変わり、梅雨に突入したがそんな梅雨の中休みの日にさつまいも畑に行ってみた!!
見違えるほど大きく立派に成長している畑を見ていると、気が早いが秋の収穫が心待ちになる。

今年の研究会のチャレンジの一つは「マルチを白と黒にして違いを研究する。」ということだったが、春先の時は今年は気温が低く、黒マルチっっ生育の良さが感じられたが、この1ヶ月を見る限り白と黒の差はあまりないように思った。(ここは、あくまで素人の観察です)

ただ、これからまだまだ暑くなる時期を迎えていくので、今後は何かしらマルチに色の差が影響することもあるかもしれない。

この後も、時々レポートしていこうと思う!!


【西宮市農業青年研究会】芋掘り体験事業2025のレポートVol.1

西宮市の生産者の若手が中心になって農業を研究しようというグループが西宮市農業青年研究会。
その研究会の恒例行事となっているさつまいも堀体験事業の準備が今年も始まった。10月の芋掘りに向けた今年一年の取り組みをレポート。

今年の苗の定植をするという日、段上町6丁目の畑に行った。
すでに和気藹々と、植え付け苗の準備が始まっていた。

吉村毅(よしむらたけし)会長と会員の方々にいろいろ教えて頂きながら、この日の苗の植え付けを見せていただいた。

段上町6丁目の松本久子さんの畑をお借りして、松本さんの指導も受けながらこれまで研究会としての活動として秋の芋掘りに地域のさまざまな団体を受け入れてきた。
この畑を使っての芋掘りの事業は、研究会としてさまざまな研究ができる場としてとても重要になっている。

その年によっていろいろ挑戦したりもしてきているが、今年は畑に準備された畝にかけられたマルチの色を変えてみたことだ。
「最近の気候は、夏野菜にとってはなかなか厳しいですね。春先の気温もその年によって大きく変わるので、苗の植え付けや種まきの時期が本当に難しいです。今年は、マルチの色を変えてみました。黒は土の温度が上がりますし、白は温度を下げます。今年は、苗が少し早く手に入ったので4月に一度植え付けてみたのですが、4月半ばから5月前半の気温が少し低かったので、見ての通り白のマルチに植えた方が生育が悪いですね。こういう挑戦も自分の畑ではなかなかできませんが、仲間と一緒に情報交換もしながらチャレンジできる場になっています。」と吉村さん。

この日は、1700株の紅はるかの苗が植えられた。
10月の収穫時の子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、今後ツル返しや除草などの手入れもしていく。
「ここの畑は、毎年肥料なども工夫して育てるので、甘いお芋が取れると評判なんです!ただ、その評判の声に応えるために責任も感じています。」

甘いお芋にな〜〜れ♪♪
雨上がりの午後、研究会の皆さんはそんな思いを持ちながら「紅はるか」の植え付けを進めていた。

まずは苗を掃除して適当な長さにカット
今年のチェレンジは白と黒の2色のマルチを使って変化を確認してみること!
白は土の温度を抑えるので、早く植えた苗は黒の方が生育が良かった!
「根腐れ病」を防ぐために、カットした苗を消毒!!
消毒した苗を植えていく。1700株の予定!
植え方を統一するために、同じ人が一定の角度で穴を開けていく方式を編み出した!
開けられた穴に、苗を差し込んで土をかぶせていく。
節のところから根が伸び、さつまいもができるので、3節くらいまで土に入れるのが良いそうです。
穴を開ける人!苗を植え付けていく人!10月に美味しい芋がたくさんできるようにと願いながら植え付け作業が進んでいった!

「普段は一人で作業しているので、こういうチャンスに仲間が集まり、いろいろ情報交換もできるのが研究会の良いところなんです!!また、なかなか自分の畑ではできないことを試してみたりしています。
秋にはたくさんの団体が楽しみにしてくださっているので、美味しいさつまいもを作らないと・・・・」

秋の芋掘りの笑顔のイベントまでには、西宮市農業青年研究会の皆さんのたくさんのご苦労があるということを改めて心に刻んだ。
今年一年、定期的に段上六丁目の畑からレポートします♪♪


田んぼを支える用水路

田植えの季節になってきました。
田んぼの横の用水路の水の流れも多くなってきています。

水は大昔から、田畑に必要で、水の取り合いで人の命が奪われる水争いがおこるほどでした。

西宮にもため池や用水路がたくさんありますが「百間樋川」もそのうちの一つです。
江戸時代初期に造られたようですが、武庫川の水を田近の町あたりから引き込み、天井川の仁川の下をくぐって水路(樋)が作られ、その樋(水路)の長さから『百間樋』という名前になっています。
(100間=約180m)

この水のおかげで、段上町・上大市・下大市・門戸・高木の5カ村が潤ったようです。

今では段上町あたりでは、川の横が素敵な遊歩道になっています。

レポート:mass


マルチがかけられ、夏野菜の準備が始まっています

今年の梅雨は早い・・・とか言われていますが、畑にマルチがかけられています。

夏野菜が植えられているのでしょう。
遠目なので、なにの苗なのかわからないですが、幾つかの種類になっているようです。

そのお隣には、マルチが敷かれた畑がありました。
こちらはまだ何も植えられていいないようですが、ここにはどんなお野菜が植えられるのでしょう??

お散歩していて目を楽しませてくれる光景ですね。

リポート:mass

急に寒くなった畑では冬支度

一夜明けたら10度気温が下がるなんて・・・・💦

人間は、着込めるし、エアコンもあるし・・・・

散歩道横の路地栽培も、寒冷紗が張られ
野菜たちも急速に冬支度。
でも、暖かい日中はお日様を浴びてる^_−☆

この寒さで、冬野菜が美味しくなるのかな・・・・

レポート:たい