直売所巡りの楽しみは旬の野菜と出会えること。収穫期間が短くて「幻の豆」と言われているらしい武庫一寸そら豆を見つけました。
明るい緑色の鞘(さや)の中で、真っ白のほわほわ綿毛に包まれて鎮座しているのは、その名のとおり約一寸(3.3センチ)の大粒のお豆さん。
すぐそこで採れたばかりの新鮮なそら豆は、シンプルに塩茹でするのが一番!ビールにぴったりの初夏の味です。(あくまで個人の見解です・・・笑)
ほくほくとして食べ応えのある実は皮ごとおいしく食べられます。そら豆の薄皮には植物繊維とポリフェノール、ビタミン、ミネラルが豊富だそうですよ。
鞘も栄養たっぷりなので棄てるのはもったいない。色も柔らかさもおいしくいただけそうなので、オリーブオイルで炒めてトマトペーストと少量のスープで蒸し焼きにしてみました。アサリを加えてイタリアンっぽいメニューに。
尼崎の伝統野菜と言われているようですが、同じ武庫の国、ここ西宮でもおいしく育っています。
収穫期間は約2週間。おいしい旬の味がいただけるのもあともう少し。
次はトマトの季節ですね。
レポート:べじこ