収穫後の稲の株

# 深呼吸、藁のかおり、秋の青空

すっかり季節は移ろい、毎日通る田んぼも秋の装いです。

季節もすっかり移り変わって、毎日通る田んぼは、刈り取られた稲の株のから、若々しい緑の葉が再び空に向かって伸びています。

黄金色の実りの時期に比べ、収穫後の田んぼの写真は少しさみしいかもしれません。
でも、収穫後の田んぼには、写真には写らない魅力があります。
それは藁のかおりです。

乾いた香ばしい藁のかおりと土のかおりと澄んだ空気が田んぼ一面をフレッシュなかおりで包んでいます。雲ひとつない秋晴れの青空の下、田んぼの前で何度も深呼吸してしまいます。

レポート:ひつじ

畑のナス

# 夏はビール、秋は日本酒。茄子で楽しむ乾杯

焼きナス

夏野菜としても秋の風物詩としても茄子は有名ですよね。
獲れる時期で変わる美味しさを楽しめる茄子はお酒のお供にも最高です。

夏、キンキンに冷えたビールのお供には「茄子と豚肉の味噌炒め」。
甘辛い味噌ととろとろの茄子は、ビールを呼ぶ味。思わず「ぷはーっ」と声が出ちゃいます。

レンジで加熱した茄子を叩いて、めんつゆとごま油で和えて冷蔵庫で冷やした「たたき茄子のごま和え」は真夏の暑さを冷ましてくれる秒速おつまみです。

涼しくなった秋、ちびちび楽しむ日本酒のお供には、茄子本来の甘みを楽しむ「焼き茄子」がおいしい。バター醤油で、肉厚な茄子の食感を楽しむ「茄子のステーキ」もおすすめです。

皆さんはどんな食べ方が好きですか?

レポート:ひつじ

炊飯器で炊いたふかふかのさつまいも

炊飯器でふかすだけ!ほくほく甘い「さつまいも」

秋の味覚といえば、やっぱり「さつまいも」。直売所にも並びはじめましたね。ほくほく甘くて、子どもから大人まで人気の味です。
レンジや蒸し器でもおいしく調理できますが、実は「炊飯器」を使うと、手間いらずでしっとり甘い“ふかしいも”ができるんです。

皮ごとよく洗って炊飯器にならべたさつまいも
重ならないように並べて100ml程度の水を加る

皮ごとよく洗ったさつまいもを炊飯器に入れます。大きい場合は内釜に入るように半分に切ってください。

水100ml程度を入れ、通常の「炊飯モード」でスイッチオン。
こんなに少ない水?と思うかもしれませんが大丈夫です。水を少なめにすることで、しっとり&甘みが凝縮されます。

炊き上がったら竹串をさして、スッと通ればできあがり。少し固いようなら、もう一度「保温」で10〜15分置くとよいでしょう。

さつまいもの皮には、食物繊維やポリフェノール(アントシアニン)が多く含まれています。
腸内環境を整えたり、抗酸化作用で美肌にも◎。炊飯器でふかすと皮までしっとりして食べやすいので、ぜひ皮ごと味わってみてください。

さつまいもでポテサラ

さつまいもで作ったポテトサラダ
じゃがいもの代わりにさつまいもでも美味しいポテトサラダに

できたてのふかしいもは、そのままでも絶品ですが、つぶしてマヨネーズで和えた「さつまいものポテトサラダ」もおすすめ。きゅうりやハムなど、お好みで。レモン汁を加えると爽やかで箸が進みます。

西宮で楽しむ「さつまいも掘り体験」

西宮市内には、毎年秋にさつまいも掘り体験ができる農園があります。
家族で土に触れながら、秋の収穫を楽しんでみませんか?

西宮の芋掘り体験農園はこちら➡

レポート:べじこ

脳をテーマにしたボードゲーム3作品

農をテーマにした名作ボードゲーム

「あぐりっこ西宮」に使われている”あぐり”という言葉の意味をご存知ですか?
agriculture(アグリカルチャー)という畑と耕作を合わせた言葉の略で、農産物、農業を表す言葉としててよく使われるようです。

このアグリという言葉にピンとくる人たちが、農業関係者以外にもいます。
それはボードゲーム愛好家たち。
理由は「アグリコラ」という農場経営をテーマにした有名なゲームがあるからです。
このゲームは、ドイツ年間ゲーム大賞受賞作で熱狂的なファンが世界中にいる作品です。
畑を耕して作物を育てたり、羊や猪などの家畜を飼ったりしながら、自分の農場を豊かにしていく内容です。

他にも、豆畑がテーマの「ボーナンザ」やブドウ畑が舞台の「ワイナリーの四季」なども名作として名高いボードゲーム作品です。「ボーナンザ」は、他のプレイヤーと積極的に豆を交渉・交換しながら自分の畑で収穫してお金を稼ぐゲームです。 「ワイナリーの四季」では、経営者としてぶどうの栽培からワインの醸造、出荷までを手がけ、自分のワイナリーを発展させます。

農をテーマにしたゲームには、名作が多いのかもしれません。
機会があれば、ぜひ遊んでみてください。

レポート:ひつじ

収穫前の稲穂

実りの秋、金色の田んぼ

スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、実りの秋。
たくさんの秋がありますが、田んぼに「実りの秋」が訪れています。
青々としていた夏の風景から金色になった田んぼを見て季節の変化を感じます。

お米不足や価格の高騰が大きな話題になった年でした。
目の前に広がる豊作の稲穂が風に揺れている光景にありがたさを感じます。

レポート:ひつじ

新鮮な西宮産野菜(トマト、キュウリ、小松菜)

8月31日は「野菜の日」

8月31日は「や(8)さ(3)い(1)の日」。
「もっと野菜のことを知って、たくさん食べてもらいたい」という願いから、1983年に制定されました。

西宮でも、たくさんの農家さんが新鮮な野菜を育てています。畑の横の直売所やスーパーの直売コーナーでは、朝採れの野菜に出会えるのが魅力。地元・西宮の野菜をたっぷり食べて、夏を乗り切りましょう。

地域で採れた野菜を選ぶことは、輸送の負担を減らして環境にもやさしい選択。農家さんを応援することにもつながります。何より、新鮮でおいしくて、家計に優しいのがうれしいですね。

8月31日の「野菜の日」をきっかけに、ぜひ西宮産の野菜をたっぷり食べて、残暑を元気に乗り切りましょう!

稲が青々と育つ田んぼ

季節とともに変わる田んぼ

田んぼ一面の青から真夏の爽やかさを感じます。
先月はまだ小さかった稲がほんの1ヶ月で大きく育ち、広げた緑の布のように大きく風に揺れています。


来月には収穫前の大きな稲穂が揺れる田んぼがみれるでしょう。
夕陽に照らされて金色に輝く田んぼはとても綺麗で西宮の大好きな風景の一つです。

レポート: ひつじ

焼きとうもろこし

おいしいとうもろこしの選び方

夏野菜といえばトマト、きゅうり、とうもろこしもいいですよね。

皆さん、とうもろこしのひげの一本一本が粒とつながっていることをご存知ですか?
ひげの本数と粒の数が同じなので、ひげがふさふさなら粒がぎっしりなんだそうです。
そして、甘さを知る秘密はひげの色で、ひげの茶色が濃いほど熟しています。

とうもろこしを選ぶ時は、ひげの量と色に注目してみてください。

レポート: ひつじ

おくらの花

オクラは何の親戚?

オクラの花をご覧になったことはありますか?
黄色の綺麗な花に、なんだか見覚えはあるような。
実はオクラはアオイ科の野菜で、ハイビスカスの親戚なんです。
言われてみれば赤くしたらそっくりですね。

黄色い花とかわいい星形の実だけじゃなく、食べても美味しい。
そんな魅力たっぷりのオクラを、夏バテ予防にたくさん食べたいと思います。

レポート:ひつじ

トマトの冷やし味噌汁

トマトの冷やし味噌汁

連日の猛暑で冷たいものが食べたくなります。
冷たいスープといえばコーンポタージュやトマトスープなどいろいろありますね。
今回は、トマト、大葉、豆腐、オクラなどを使って冷たい味噌汁として食べてみました。

お豆腐のなめらかな食感と、トマトの爽やかな酸味、オクラのとろりとした口当たりが絶妙にマッチして、暑さで疲れた体にじんわりと染み渡り美味しかったです。

日本には昔から夏に冷たい汁物を楽しむ文化があり「冷や汁」という名前で土地によって違う汁物がたくさんあるそうです。
冷たい味噌汁は意外かもしれませんが、自己流「冷や汁」は簡単で涼しくなれる夏におすすめの一品です。

レポート:ひつじ